2015/10/02

【検証】 セルスタンバイ問題なし!! ZenFone2 Laser スリープ21時間

 SMS無しSIMカードを使うとセルスタンバイ問題が発生して、スリープ時でも異常に電池消耗する問題がMVNOの悩みであるが、最近発売されたASUS ZenFone2 Laserではセルスタンバイ問題が発生するのか検証してみた。電池100%の状態からスリープ21時間後の結果を表示すると、


スリープ21時間後の電池残量は92%

 残量92%、あと13日も使えるとAndroidは予測!!

 21時間で8%の消耗、セルスタンバイ問題は全くないですね。上の画像の下部を見ると、[モバイルネットワーク信号] が赤くなっているので、常時セルスタンバイ状態だったことが分かる。

セルスタンバイは3%を占める程度
Yahoo!天気が1%も使ってたのが残念


点灯時間の21時間27分はバッテリー駆動させた時間と一致

 結果、ZenFone2 Laserではセルスタンバイ問題は起きないという結論。正確に言えば、セルスタンバイ状態が続いても、電池消耗には繋がらないというコトが分かった。

 他の面でもZenFone2 Laserで異常な動きはなく、さすがマザーボードでトップシェアを維持しているメーカーなだけあって造りはしっかりしている。

 唯一、購入直後に内部ストレージの空き容量が3GBぐらいしかないバグはあったが、「データの初期化」をすれば修正されるので問題なし。(かなり使った後に気付いた方は悲惨ですが・・・、[設定]→[バックアップとリセット]→[データの初期化]で修正される。初期化方法はASUSのページにも掲載(https://www.asus.com/jp/support/faq/1013335))

 以上の検証より、ZenFone2 LaserはSMS無しSIMカードに最適なスマートフォンである。CPUもSnapdragon 410とローエンドであるが、Cortex-A53コアを使っていることもあって、割と動作はサクサクとストレスなし。

 約3万円の価格ということもあって、MVNOユーザーが買わない理由はないに等しい逸品である。